近年、お墓との付き合いが大変だから・・・と
仏教から神道に変える方も多いと聞きますが、
神道における死後の名前の付け方をみてみたいと思います。
戒名は生前の故人名の一部から取られた漢字が用いられますが、
諡(おくりな)の場合は故人の名前の一部だけを使用することはありません。
生前の名前(フルネーム)の後ろに亡くなった年齢、
性別によって決められた以下の諡が付けられます。
0~3歳まで
(男・女) →嬰児(みどりご)
4~6歳まで
(男) →稚児(ちご、わかいらつこ)
(女) →稚児(ちご、わかいらつめ)
7~15歳まで
(男) →童男(わらべ)
(女) →童女(わらめ)
16~19歳まで
(男) →彦、郎子彦(ひこ)
(女) →姫(ひめ)
20~40歳まで
(男) →郎男(いらつお)
(女) →郎女(いらつめ)
41~70歳まで
(男) →大人(うし)
(女) →刀自(とじ)
71歳以上
(男) →翁(おきな)
(女) →媼(おうな)
上記でご紹介した諡の後ろに命(みこと)が付きます。
年齢で分けられているのはなんだかわかりやすいですね。
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